Goruckとの出会い
僕がGoruckのカバンに興味を持ったのは確か2014年ごろだったと思う。
当時通勤で使ういわゆるバックパックを探していて、Mistery RanchのOne Day Assultだとか、
Gregoryだとか、いくつかのカバンを物色していた。当時流行っていた(というか今もだけど)arc’teryxは人とかぶりまくるし、あんまりごちゃごちゃしているのも嫌だなーと思って、海外のバッグのレビューサイトなんかを読み漁っているうちにたどり着いたのがGoruckだった。
ちなみにGoruckは元グリーンベレーのジェイソン・マッカーシーが設立したバックパックのブランドで、カバン(彼らは一貫してRucksackと呼んでいるけれど)を作ったり、このかばんに重いウエイトを詰め込んで軍隊式のトレーニングをするGoruck Challengeなんてイベントも開催したりしている。
Goruck GR1を使い続けている理由
なんだか前置きが長くなったけれど、2014年にアメリカで購入して途中何度か浮気もしながら、GR1の利用頻度が圧倒的に多い理由について書いてみたい。
とにかく見た目が美しい。
いや、べたですけどこれは重要。黒は無難という話もあるけれど、やっぱりかっこいい。
右はすでに7年近く使っている私物だけれど(ちなみにほかにもいくつか持っている)、いい感じに馴染んで柔らかくなっている。もちろんへたってるって見方もあるかもだけど、個人的には好き。
機能的なジッパー、なおかつ止水ではない。
えっと、ジッパーなんですがびっくりするくらい気持ちよく開閉します。
あと、止水ジッパー「ではない」ところも個人的にはポイントが高い部分。
止水ジッパーって開閉がなんとなく重くてひっかかる感じがして、個人的には好きじゃないんだよね。
Mystery Ranchやarc’teryxに触手が動かなかったのも最終的にはジッパーが気に入らなかったところが大きい。
止水でないとはいえ、水をはじく素材とジッパーではあるので、土砂降りの雨でなければ中に水がしみ込んだりすることはないので、特に問題なし。
開閉、気持ち良すぎて買ってすぐのときは何度も閉じたり開いたりしてました。
変なポケットがいろいろついてない。
よくカバンのレビューで、「ポケットがたくさんついていて便利」とか、「独立したペン差しがある」とか書いてるけど、そんなたくさんポケットっているか?っていつも思ってる。
ポケットがたくさんあると最初はいろいろ分類して、収納してみたりするけど、そのうち面倒くさくなる。
それに、違うカバンを使うときにいろいろ入れ替えして面倒だと思う。
GR1は全面の斜めになったスラントポケットと、内部にいくつかしかないから、どこに何をしまってるかっていうストレスがほとんどない。
タフである
これはGoruck自身も売りにしていることではあるけれど、とにかく丈夫。
多少乱暴にあつかってもびくともしないのがよいところ。
十分な厚みのショルダーパッド
いろんなリュックを見てみても、肩掛けのショルダーパッドがしょぼいのが多いと思う。
GR1は過剰とも思えるショルダーパッドで、あまり重みを感じない。
もちろん荷物が重いと肩に重みを感じる。ただ、他の細いショルダーパッドのように
肩に食い込んで痛い!みたいなことはない。
他人とかぶりにくい
冒頭にも書いたけど、arc’teryxのarro22、亜種も含めて街で見ない日はない。
もちろんかっこいいとは思うけれど、他人と違うものを持ちたいという人も多いはず。
GR1はおそらくほとんど被ることはないと思う。少なくとも仕事場近くで見かけたことはない。
がばっと開くデザイン
中が見通せるよう、ジッパーで大きく開く。これが使いやすい。
大きく開きたくないときは上部だけ開いて荷物を入れられるので、状況に応じて使い分けられる。
右の写真はフルオープンにした状態。
中にMOLLEがついているので、僕はカラビナをひっかけてケーブルとかが入ったポーチをぶら下げている。
Made in USAである。
Made in USAにこだわるのはある一定の年代だけかもしれないけれど、Made in USAに惹かれる僕としてはここも特筆すべきポイント。
Made in USAのミルスペックのカバンで有名なところでいうと、Briefingがある。僕もジムワイヤーを持っている。
ただBriefingは、確か「企画」は日本で、「製造」がUSAだったはず。
まあ確かにMade in USAなんだけど、そもそもMade in USAに価値を見出す人って、アメリカで企画され製造されていることにロマンを感じていると思うので、そこがもやもやするポイント。
Goruckも2020年は、ベトナム製のGR1を作っていて日本でもJournal Standardあたりに入っていたと思うけど、GR1については生産をアメリカに戻したはず。
想像以上の容量
GR1は21Lと26Lの2つのサイズがあるけれど(以前は21LのほうはGR0として区別されていた)、特に26Lのほうは容量に余裕がありストレスなく使える。
21Lのほうがそれなりにコンパクトだけど、ちょっとジムにいったりするのに使っている。
写真は二つを並べて比べたもの。素材の色味は実は個体によって若干差があったりする。
PC用のスリーブが頑丈
一応Bomb Proofとうたわれているとおり、かなり頑丈。あと、最近のバッグだとよくある仕様ではあるけれど、スリーブの底はバックの底から数センチ高くなっているので、間違って強めに地面に置いたとしても衝撃が直接PCに加わらないようになっている。
まとめ
10個くらいGR1の魅力を書いてみたけれど、カバン好きなら一度は持ってみていいと思う。
いずれ書こうと思うけれど、ネックは購入のためのハードル。
公式サイトで買えるのだけれど、送料が6000円ほど、さらに関税がかかってしまう。
もともと決して安くないのでちょっとためらってしまう値段。
なのでメルカリとかで探すのもありだと思う。もともと耐久性が高い上に(上では書かなかったけれど)Life Time Guranteeをうたっているので、アメリカに送ってリペアしてもらうという手もなくはない。
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